1994年1月のある夜、
突然スザンヌの頭に息子の マシューの声が聞こえて きました。 「お母さん、マシューだよ、本当に僕だよ」 マシュー・ワード君は 1980年4月17日、パナマにいる父親の農場で1日働いたあと、ジープで帰路につく途中道路から外れ、彼の身体は投げ出されて、まもなく駆けつけた救急隊員の腕の中で息を引き取りました。 17歳の若さでした。 悲しみに暮れる母スザンヌがふたたび息子マシューの声をテレパシー交信で聞いたのは、それから14年後のことでした。 以来、母と息子との会話が今日まで続いています。 ジャーナリストでもあるスザンヌはその内容が尋常でないこと、 さらには、マシューやそのほかの高次の存在たちとの交信メッセージを地球にもたらすことが、今生での自分の使命であることに早くから気づき、それをマシューブック(1〜4巻)として出版しました。 そして、ホームページでも 「マシューのメッセージ」として公開しています。 The Matthew Books ここでは、森田玄さんが翻訳されたものをアップしています。 ライフログ
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2008年 08月 20日
マシュー君のメッセージ(3)-1の続き
母 魂が神と創造主と永遠につながっていることはわかるけれど、 魂とは何で,何をするのかよくわからないのです。 マシュー 魂は創造主から最初に生まれたものですから生命の基本的なエッセンスです。 それは破壊されることのない光の生命体で、肉体かエーテル体、 アストラル体、あるいは自由意志だけとして存在します。 私たちの魂は、神が創造主と共に創造するパワーを通して神によって顕現 されたものであり、神の愛の光の表現です、 そのマイクロコズモに神のエッセンスがすべて含まれています。 それがどんな形であろうとも、魂は神聖な独立した存在であると同時に、 神と創造主とほかのすべての魂とも不可分の関係にあります。 肉体は魂が自由に動くための乗物にすぎません。 魂は地球人類の肉体のような三次元の体にくらべはるかに強靭にできて います。 そして、肉体に魂があるのではありません。それぞれの転生で魂が選ぶ経験 にふさわしいイメージにそって、魂が肉体を創るのです。 魂が肉体から離れる瞬間に、そのエーテル体も離れます。 そのエーテル体の中で、魂は光速で地球からニルヴァーナ(涅槃)へ移って 行きます。 魂は地球上に存在するあらゆるものの背後にあるパワーです。 さらに偉大な経験のために魂が創造するすべての存在(その部分)の 生命力です。 進化のあらゆるレベルで、それぞれの魂は知性、性格、選択、ゴールとほかの すべての生命要素を具えた独立した自己(セルフ)であり、それがそれぞれの 人間を個性ある存在にしているのです。 魂のそれぞれ個人の一生がパーソネージ(個人全体験)と呼ばれるものです。 魂のパーソネージがすべて集まったもの(総計)が集合魂です。 それぞれの人生で得られた知識はすべて全員にも得られるようになります。 このようにして、それぞれの魂は、その人生での経験から得られた智慧を もって集合魂と一体になり、すべてのパーソネージが進化するにつれ集合魂も 進化するのです。 母 ごめんなさいマシュー、あなたがパーソネージと呼ぶ個々の魂のどこに エゴ(自我)はあるの? マシュー エゴはパーソネージの部分で、そのひとの努力とその成果に見合った自己認識 と自尊心です。 でもこれらを尊重することが自惚れとは違うように、エゴを自己認識の反映 として尊重することは自己中心とは違います。 自我という感覚はパーソネージには本質的なものですが、その意味での 「エゴ」はよくその派生語であるエゴティスカル、エゴセントリック、 エゴティズムという自己中心的な言葉で歪められています。 それらは個人というものを単にその人自身だけのことのように定義する用語 で、あらゆることをその人の必要するものや願望に結びつけて、性格や業績を 高慢さという一括りで印象づけてしまうものです。 そのような人は高慢で自惚れで、謙虚さのかけらもなく、まわりから不快だと 思われるのです。 しかし、不快な性格であるよりもさらに深刻なのは、スピリチュアルの成長 には自然で自発的な謙虚さがないと、その人の魂の進化が停滞することです。 スピリチュアルな成長によって、魂の契約にそったかたちに人のエゴが形づけ られるのです。 これは三次元での経験が終わるときです。スピリチュアルな成長にとって 非生産的な特質を克服して、成長を促す性質を強められるように、魂が選択 し契約するときです。 母 自分の成果を正しく評価しているのか、ただ自慢しているのかどのように 分かるのでしょう。 マシュー 充実した感覚でわかります。それは、やっていることが何であれ、自分が ベストをつくしているという自信、そしてそれを知ることからくる自尊心、 敬けんな生き方からくる自決心、魂が契約したような人間である、または、 なりつつあるという自信、自分が神の一部であり創造のワンネスから不可分 であるという自覚なのです。 母 でも、もし信じている自分は正しいとエゴが言っても、 本当は闇の悪い影響を受けているかもしれないでしょう? マシュー エゴに執着するのは正に闇パワーの仕業です。 そうなると「自惚れか謙遜か?」という問題ではなくなってしまいます。 闇は、なにが本当でなにが偽りかということについての強い思い込みで、 本当の自分を見えなくさせてしまうのです。 その主張を挫くような、あるいは、それにしっかりしがみついている エゴの頑固さを弱めるような考えには闇は断固として抵抗するのです。 これが閉鎖されたこころ、あなたたちのよく言う「箱に詰められた」 こころを生みます。 ほかのすべての闇による影響にも言えますが、愛こそがその箱に詰められた こころを開き、光を照らす鍵です。 母 ありがとう。 魂の意識はエゴの意識よりも無限に偉大だと考えていいのかしら? マシュー ええそうですよ、お母さん。 魂の意識は創造を通して存在するあらゆる知識を得る能力があります。 宇宙のこころ・・人間と聖なるパワーと宇宙存在を通したすべての経験の 総合・・・はそれぞれの魂にあります。 魂がこれに触れると、そこに見えることを脳に伝えます。 脳はパーソナルコンピュータです。 こころがデータを取り入れて検討するようにプロセスします。 これを上手にやるこつは考えを静かにさせることです。 そうすることであなたたの魂からのメッセージを受け取ることができます。 それはイメージや言葉や強い感覚、あるいはそれらが一緒になってやってくる かもしれません。 母 マシュー。宇宙のこころがどんなものか想像もつかないわ! マシュー お母さん。三次元レベルの脳には理解することができません。 このようなコミュニケーションは魂のレベルで起きるのです。 そこで魂は、集合魂が知っていることはなんでも知ることができます。 母 集合魂はどこにあるの? マシュー 集合魂にはきまった居所はありません。 というのは、集合魂は個人的な存在ではなく、いろいろなところにいる パーソネージがすべて集まった不可分の集合体だからです。 そして、それぞれの経験が加えられることで、常に変化する集合体に 成長します。 集合魂のもっともよい表現としては、たぶん、宇宙のあらゆるところに いるパーソネージからその本質を引き出した力の場(フォースフィールド) でしょう。 母 あなたは自分の集合魂の中にあるほかのパーソネージを直接知っているの? それともただかれらの知識にアクセスできるということなの? マシュー 僕のいるこの世界にいるひとたち(パーソネージ)は知っていますし、 その何人かと友達になっています。 何人かは地球で人生を過ごして、そのひとたちをよく知っています。 あるひとたちは光に向かってとても遠くまで行っているので、 僕たちのエネルギー次元とは違ってしまい会うことはもうできません。 また、あるひとたちは光から離れて次元の低いところに後退しています。 僕はそんなところには行きたくはありませんね。 あるひとたちはこの銀河系の外での人生を選んでいます。 そんなところへはめったに行かないので、そのひとたちとはあまり親しく ありません。 お母さん、みんなそれぞれにやりとげるべき魂の成長があります。 ほかのパーソネージが成長への経験をどこでしていようとも、 僕たちはいつも集合魂の家族的な結びつきの中にあります。 でもだからといって、お互いが会って、人生の興味あることを分かち合って お互いの人生を詳しく知る必要もありません。 分かち合うことは集合意識の本質的な知識であって、そうでなければ個人個人 の魂の学びがすべて無駄になってしまうからです。 集合魂はパーソネージの向上によってのみそのエネルギー場から光に向かって 前進できます。 ですから、それぞれは集合魂の総合知識の恩恵に預かるだけでなく、選んだ 学びを成就し集合魂として進化できるように魂レベルでの励ましを休みなく 与えられるのです。 しかし、それは自分のためだけではありません。 魂が向上すればパーソネージ全員が進化する機会をえるのです。 でも、自由意志による選択しだいで、パーソネージは光へ成長もできるし、 後退して基底エネルギーに捕われることもあります。 母 パーソネージが捕われるとそれがどう集合魂の全体エネルギーに影響するの? マシュー パーソネージを基底エネルギーの位置にとどめる一生のエネルギーは、 すべてその自由意志による選択によってパーソネージ独自のエネルギーの 流れで来ているので、集合魂には影響しません。 集合魂はパーソネージを励ますことはできますが、その自由意志まで干渉 できません。 でも、すべてのパーソネージへの愛情から、集合魂は聖なる存在に頼んで、 基底エネルギー場に捕われているものを助けてもらうこともできます。 母 個々の魂はいつもその集合魂が知っていることをすべて気づいているの? マシュー お母さん、あなたの記憶で比較してみましょう。 学んだことや経験したことはすべて記憶システムに記録されるんです。 でもそれを一度に全部思い出すことはできませんね。 そうしたら大変なことになってしまいますから。 そしてあまり重要ではなく、それ以降の経験にも関係しない多くの経験は 意識として戻ることはありませんが、すべてメモリーバンク(記憶銀行)に 入っているんです。 それは、集合魂のパーソネージとその一生の学びとも同じです。 母 なるほどね。マシュー、あなたの集合魂にはたくさん集まっているでしょう けれど、あなたは私のマシューに違いないことは確かですよ。 マシュー ええお母さん、僕はマシューであることは間違いありません。 どのパーソネージもそれぞれ独自の魂があります。 集合魂はそのすべてのパーソネージが合成したものです。 母 でも、魂はどれでも分身して集合魂になるように聞こえるので、あなたも 同じようにしてひとつになるのかしら。 マシュー お母さん、質問になんとか一生懸命答えようとするとかえって分かりにくく 混乱させてしまうようですね。 僕がいろいろなかたちの魂を説明する表現・・・集合魂、パーソネージ、 魂のかけら、スパーク(火花)など・・・を使うのは、魂がなんども生き返り を繰り返しながら創造主の完全なる愛と光の中で始まりに戻っていく長い生命 の旅を説明しようと思うからだけです。 この(僕たちの)世界ではそのような用語は必要ありません。 記録される魂のエネルギーがその進化の過程を示す証拠だからです。 それぞれの魂には、そのエネルギー場や子孫の数にかかわらずそれ自身の 神聖なる自己(セルフ)があるので、私たちはそれらを単に「魂」と 呼んでいます。 私たちはこのように言うのですが、魂の自立したはたらきの成長過程や それぞれが神と宇宙のほかのすべての魂と永遠につながっていることを 説明しようとする場合はべつですね。 ここでもっとも意味のあるポイントは、すべての魂のすべての経験は連続体 (コンティニウム)の中にあることです。 分割また再分割によって独立した存在になるという直線的時間基準はありません。 あなたたちの言う「過去の人生」は、集合魂の「現在」と「未来」の人生と 同時に進行中なのです。 すべては宇宙のなかで、異なる生命形体で、異なる進化の段階で、異なる 場所に存在しているにすぎません。 でも、あなたたちにはこの連続体というものが分からないでしょうから、 あなたたちの過去・現在・未来という時間構造に合わせて説明することしか できませんし、それらの生存期間を「輪廻」と呼び、あなたたちの理解能力に 合わせてスピリチュアルな階層的構造の中で認識しています。 お母さん、僕はまだこれをじゅうぶんはっきりと説明していなかったかも しれませんね。 でも幸いなことには、この計り知れないような神秘もあなたの魂がニルヴァーナに 戻れば理解できるようになります。 母 楽しみにしているわ。でもあなたと私は同じ集合魂なのかしら? マシュー そうですよ、お母さん。それを訊いてくれるかなと思っていました。 でももしそうでなかったらもう言っていますよ。 僕たちはほとんど集合魂の始まりまで一緒に遡るんです。 たぶんそちらの時間でいうと50万年くらい前です。 だからお母さんと僕は同じようなエネルギーでとくに結びついているんです。 僕たちの家族と親しいひとたちはそれ以後に入って来ていますが、多くは ほかの集合魂から僕たちが必要とするかあるいは必要とされるかのどちらか で、その途中で加わってきています。 ************************* お母さん、ありがとう。 僕の次回のメッセージで魂についてほかの情報をいれます。 では、愛のパワーをすべてのひとに送りつつ、魂の家族がスピリチュアル の世界と肉体の世界でつねにあなたたちと確かに一緒にいることを もう一度言ってお別れしましょう。 原文
by matthewward
| 2008-08-20 18:41
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